「足が遅いんですよ…」
保護者の方、又は選手自身からも良く耳にする言葉の1つです。
野球は、様々な動きをします。
「打つ」「投げる」「捕る」
どれをとっても、この動作の中には「走り」の要素が含まれてきます。
が、残念ながらジュニア期の野球指導の中で、「正しい走り」について、指導を受けた人は少ないのではないでしょうか?
私自身、大学まで野球をしましたが「走り」について専門家による指導を受けた事は1度もありません。
走り方が悪い選手で、素晴らしい動きをする選手は少ないはずです。
と、言うことで、今から走りを良くする練習をご紹介します。
1.接地時間を短くする
接地時間を短くするとは、地面に着いている時間を短くする事を言います。
2.歩幅をとる
歩幅が小さいと、前に進む時間が遅くなります。最初はコーンを目印に置き、5足分間隔を開けて、歩幅を大きく取る練習をしましょう。
慣れてくれば、6足分に広げていくと良いでしょう。
3.足を前に出す
足を後ろに蹴ってしまうと、地面にブレーキをかけながら走る事になってしまいます。
足は前に出す!!が基本です。
足を前に出す事を意識する為に、10メートルから30メートルの距離を「膝下」を伸ばして走りましょう。
慣れてきたら、2と組み合わせて、膝下を伸ばしてコーンを乗り越えていく感覚で走ると良いですよ。
以上、この3つを意識して走りの練習を行なって見て下さい。
※全員が50m走 6秒台で卒団する野球チーム※
奈良県中学硬式野球 フィールドオブドリームズ