フィールド・オブ・ドリームズ │ 奈良県の中学硬式野球チーム

メニュー

「野球は、失敗のスポーツ」と、言葉として聞いた事のある方は、多いのではないでしょうか?

バッティングでは、プロの世界で3割打てば一流選手の仲間入りです。
10回のうち7回は失敗しているのです。

守備に関しても、然り。です。

現在、守備の名手と言えば広島カープの菊池涼介選手の名前を多くの方が挙げられると思います。

名手は、レギュラーとなった2013年に両リーグトップの18個のエラーをしました。
が、2016年には両リーグ最少の4個まで減りました。
しかも、アウトを取った数は832個で両リーグでダントツのNO1でした。

誰よりも、多くのボールを捕りにいき、エラーをした2013年の経験がなければ、2016年の記録は実現しなかったのではないでしょうか?

守備が上手な選手の根本的に共通する部分は、「ボールを捕る事が好き」なのです。
どんなボールでも、捕りたい!!
捕りにいきたい!!
そんな気持ちが芽生え、どんどん大きくなるよう指導者は導くべきでしょう。

これを読んでくれた君達には、エラーを恐れる事なく、果敢にチャレンジしてほしいと願っています。

でも、まだまだ現在の野球現場では、
「コラーッ!!しっかり捕れ!!」と、怒られる事が多いかもしれません。

でも、そんな時もめげないで下さい。

そんな風に怒鳴り怒る人に限って、実は
「もーー、一丁!!」と、誰よりもめげない声で、元気ハツラツで向かってくる選手は大好きなのです 笑

そうすれば、きっと、相手の反応が変わるはずです。

そして、「もーー、一丁!!」と、言えた自分を最大限に自分で自分を褒めてあげましょう。

だって、これまで出来なかった事が出来たのだから。

1つ行動を変えると、
自分の知らなかった世界が見えてきます。
それは、周りの反応が変化するからです。

この事を人は「進化」と呼びます。